メタ
特定のデッキや戦術、カードの対策を指すTCG用語。
東方如何月では主に相手のスペル・特殊能力の発動に制限をかけるものを指す。
また、相手札の移動や攻撃を封じるケースも指す。
特定の札や戦術に対するメタ
- 攻撃・回避スペルの発動を行えなくするスペル効果。
- 捨て札を裏向きにすることで、相手の捨て札回収効果、捨て札を参照する効果の妨害。
- 移動系スペルにより、相手の札を相手にとって不都合な配置に変更するスペル効果。
- 相手自機札の数値を下げ、自機狙い弾幕攻撃が通りやすくなる戦術。
- 複数攻撃により、高数値の自機札を直接撃破する戦術。
具体的なメタ戦術
- 特殊勝利を行える攻撃スペルを持つ『⑫《異変解決コンビ》霊夢&魔理沙』のスペル発動を『⑦《Revengeful Ghost》魅魔』など攻撃スペルを封じる効果で特殊勝利を防ぐ。
- 『⑫《言葉で世界を変える力》稀神サグメ』の効果で⑫に強化された守護エリア中央のスペルなし札を、『⑩《The Grimoire of Usami》宇佐見菫子』で位置を移動して強化を無効にする。
- 『③《湖上の氷精》チルノ』などの捨て札回収効果に対して、『⑥《今宵は飄逸なエゴイスト》依神女苑』などの効果で回収先の捨て札を裏向き表示にして回収対象を失わせる。
- 『②《我田引水の天狗》射命丸文』などの捨て札で発動する特殊能力札を『⑥《今宵は飄逸なエゴイスト》依神女苑』などの効果で裏向きにすることで、効果の使用を不可能にする。
- 自機札と守護札の合計数値を⑬以上にして油断している相手に対して、『⑫《半人半霊の庭師》魂魄妖夢』など複数攻撃可能な札で守護札を撃破し、続けて自機札を撃破する。
高数値札を自機にしている相手には非常に刺さりやすい効果になっている。
メタに対する考え方やマナー
プレイヤーによってメタや対策に関しては考え方が様々。
特にメタは相手の動きを封じることを指すので、メタを張られるを嫌う人やメタ効果自体が嫌いな方もいる。
ただ、そういったメタ要素が嫌いな人もいるが、好きな人もいることを留意しなければならない。
相手の戦術にメタを張る行為も立派な戦術のため、これらを使用する相手を非難してはいけない。
また大会などで環境デッキに対する対策・メタを張っていない相手に対して「戦術が甘い」と意見を言うのも失礼にあたるので、そういったことを思っても口にだすことは控えた方がいい。
相手からアドバイスを求められた際も、相手の東方ProjectやTCGに対する考え方を考慮して発言して欲しい。
こういったメタ効果を持つカードや戦術を用いるときも、こういった戦術が嫌いなプレイヤーが存在することを理解して使用してほしい。
相手に文句や不遜な態度を取られた際に正当性を盾にして「ルール上問題ない」などと発言すれば、どちらもマナーの悪いプレイヤーにされてしまう。
大会や体験会で使う側もされる側も相手にそういった態度を取られた場合、相手にはなるべく関わらないよう穏便に済ませ、どうしても許せない・気になる場合はその会の責任者に相談する、または可能ならそういった相手との対戦を拒否する大人の対応を見せてほしい。
大会後も許せない・気になる場合は製作者のカバヂに相談してもらえると、ルールやマナーの項目に注意事項を追加したり、不遜な態度を取ったプレイヤーに注意喚起を促します。
刺さる
TCGにおいてあるカードの効果があるカードまたはデッキに対して効果的に働くことを指す俗称。
意味としてはメタ効果のよりラフな表現と言える。
東方如何月においても札や戦術によっては相性のいい・悪い相手が存在する。
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- 最終更新:2022-11-25 04:19:48