『⑨《動かない大図書館》パチュリー・ノーレッジ』

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⑨/回避スペル/魔術師
条件:⑧以下の攻撃を受ける。
代償:この札を①として扱う。
効果:相手の手札を1枚捨て札に送る。送る札は相手が選択する。
条件を満たせばハンデス(手札を捨てさせる)効果を使える。

分かりにくい裁定について


捨て札に送る札は相手が選ぶが、手札を減らす効果はシンプルで強力。
単純に相手と1対2の交換をできる他、相手の終盤の手札枚数調整を狂わせることができる。

裏向きで⑧以下の攻撃を受けた際にスペルを発動する場合、本来回避できる攻撃にわざと撃破される形になるため恩恵が少し減ってしまう。
この札は表向きで場に残した場合に真価を発揮する。
表向きで留まった場合、相手は手札を減らすリスクを承知で⑧以下で攻撃するか、⑨以上の札で攻撃して効果の発動を防がなければならなくなる。
相手が攻撃せず放置すると、相手は⑨という高めの数値を常に意識して守護エリアの配置を考えなければならなくなる。

上記の通り表向きで場に残ると効果的な働きをするが、同筋で自機狙い弾幕攻撃をくらうと即詰みしてしまう。
なるべく自機狙いの筋が多い守護エリア中央の配置はさけ、自機とは反対サイドの守護エリアに配置するなど表向きで留まるには工夫が必要。

同じ効果で条件違いの札に『⑤《水難事故の念縛霊》村紗水蜜』が存在する。
あちらは⑩以上と対象が狭い反面、効果が決まる際は数値勝負でも撃破される相手に決まるためリスクが少ない。
こちらは⑧以下と対象が広いが、効果的に発動するためには工夫が必要になる。

また、同数値で似たような効果の札に『⑨《九代目のサヴァン》稗田阿求』が存在し、
同条件・代償であちらは捨て札回収、こちらはハンデス効果になっている。

最終盤の使用が非常に協力で相手手札が1枚の時に発動できれば新たな守護札配置の前に手札を0枚にできてトドメの一撃のお膳立てを行うことができる。
種族縛りもなく1枚で完結している効果なのでどのデッキにも入れられる点が優秀。

・2023年環境でも採用率の高い札の1枚。
 空いた⑨枠にピン刺しできる汎用札として重宝されている。
 さらに流行している【秘封手札アドバンテージ】に対して自身を①にして攻撃を受けることで相手の回収効果を防ぎつつハンデスを行えるためメタ札として機能する点も評価が高い。

コレクションプリズムカード1にキラ仕様のこの札が収録されている。(画像2枚目)
 カード枠が黄昏の宴セット以降のものに変更されている。
 さらに、絵柄は同じものの新たに描き下ろした復刻画に変更されている。


原作二次創作

イラストのパチュリーはメガネを掛けているが、原作においてメガネを掛けている描写は存在しない。
しかし読書キャラで魔法使いということでメガネを掛けているイメージが容易に浮かび上がり、二次創作ではメガネを掛けたパチュリーを「リュネット・パッチェ」と呼んで親しまれている。


関連札

相手の手札を捨てる効果を持つ札



この札を使用するデッキ


中国語テキスト表記 繁體中文文字記法

韓国語テキスト表記 한국어 텍스트 표기



  • 最終更新:2024-03-12 16:53:56

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